配列はOrchestratorのワークフローで一般的に使用されるデータ構造で、トリガーやアクションをソースとすることができます。
配列はOrchestratorのワークフローにおける強力なツールであり、配列から値を抽出する方法を理解することは重要です。トリガー、アクション、変数のどれを使っていても、配列で特定の値を参考資料できるようにすることで、より効率的で効果的なワークフローを構築できます。
トリガーでの配列の使用
トリガーを使用する場合は、特定の配列値でフィルタリングして設定します。
トリガーに次のデータがあるとします。
{ "locales": [ {"name": "de"}, {"name": "en"}, {"name": "fr"} ] }
トリガー ペイロードにロケール名の配列が含まれている場合は、最初のロケール名が de のときにだけワークフローをトリガーするトリガー フィルタを作成します。これを実現するには、 コンパレータを使用し、値に{{ $.data.locales.0.name }}
を入力します。配列内のインデックスはピリオドで区切られます。
アクションでの配列の操作
アクションが配列を返し、次へのアクションでその配列の特定の値を動的に使用する必要がある場合は、適切なインデックスを使用して値を参考資料します。
たとえば、アクションはトリガーの例と同じデータを返します。配列から最初のロケール名を抽出するには、 {{ $.locales[0].name }} を
入力します。配列内のインデックスは角カッコで区切られます。パスにもデータがありません。